試験日前後までにやること

いよいよ、技術士2次試験も総合技術監理部門は9/21(月)、9/22(火)の2日間、技術士は9/22(火)と試験が間近に近づいてきました。
今年は、特にコロナ禍の影響もあり、受験日が例年の7月中旬から9月末まで延期したこともあり試験勉強に集中するのが難しいと感じました。
試験は、アスリートではないのですが、本番に備えて勉強したり、本番に万全の力を出せるように良く休んだりと、コンディション調整が必要なので、ある種のスポーツ競技だと考えています。(とかいう私はスポーツ全般苦手です。)もちろん優秀な方はそんなものは不要です。
今回は、私が技術士2次試験を受けた時の経験談を書きます。
なお、私は、平成30年度に受験したため、令和元年以降の試験制度とは若干異なりますが、今の試験制度を考慮してやることをリストアップします。
* 2021.6.12 記事を更新しました

1.試験日1ヶ月前から試験前日までにやったこと

1.1 家から受験会場まで行き、移動時間を確認した

 試験日1週間前に、試験時間の1時間前に実際に試験会場まで行き、ルートを確認しました。これは、当日不意の公共交通機関のトラブルで試験開始時間と直前に行くとと落ち着かず、試験を受けた時の集中力に影響するためです。(どうしても時間がなかったら、会社帰りの夜でもやむを得ないと思います。) 

1.2 過去問を練習する

試験の解答時間のペース配分を確認するために、過去問を本番の時間(3時間半)
で解きます。過去問は既に解いたもの解かなかったものどちらでも大丈夫です。特に令和元年度からの試験は選択科目IIと選択科目IIIを3時間半でやるため、時間配分を意識しないと全問回答が終わらず不合格の憂き目にあいます。
<準備>
・過去問題集を印刷する。
・原稿用紙を印刷する(1枚問題、2枚問題、3枚問題)
・部屋を空調の整った静かな環境にする。
・タイマーできっちりはかる。
・試験で使う筆記用具(鉛筆、消しゴム、シャープペンの芯)
<やること>
・上記の準備をしたら、本番の試験時間に沿ってやる。
 必須科目I 10:00~12:00、選択科目II13:00~15:00、III選択科目15:30~17:00(平成30年度)
私は平成30年受験でしたので、IIとIII選択科目の時間が分かれており、そのときは2回はやりました。

1.3 一旦休む

 受験される方は、6月後半から7月上旬になると、数ヶ月は試験勉強をしており、疲労が蓄積していると思います。突然新しいことを覚えようとしても内容が理解できなくなることがあります。
 そのときは迷わず1週間試験勉強をとめて1週間休みましょう。この段階になると、残念ながら巻き返せるところは限られており、試験日に向けて体力を回復させて試験に臨んだほうが高得点を狙えます。
 私の場合、試験日2週間前にこの状態に陥り、毎日日帰り温泉に行って体をほぐし、睡眠時間を7時間以上取っていました。

1.4 試験日翌日は有休を申請しておく

 試験日は、集中力を使いますので、翌日は仕事にいってもぼーっとしながら業務をこなすことになり、ミスしやすい状況です。緊急の用事がなければ有休をとり休むことをお勧めします。
 試験日翌日にやることのお勧めは、論文を復元することです。

1.5 模擬試験の結果を振り返る(受けた場合)

別のブログでも書きましたが、模擬試験の結果を見て添削結果を確認すること、添削結果に満足しない場合は、他の技術士の方へ見てもらい指摘をもらい、足りない点を勉強しなおします。

2.試験日から試験日数日後までにやったこと

2.1 試験日当日に論文を復元した

論文の復元は、技術士受験のスクーリング機関でも推奨されていますが、私も実体験があるので有効だと考えます。論文を復元する理由メリットは以下の2点です。

1)面接で聞かれることがある。
 全員ではありませんが、試験の論文内容を聞かれる可能性があります。書いておかないと、面接は数ヶ月後なので、そのころには忘れてしまいます。
2)自分の実力を見て改善点を見出すことができる。
 不幸にして筆記試験が不合格の場合、次回受験の反省点になると考えます。私は技術士受験のスクーリング機関に通っていたので、技術士受験のスクーリング機関に論文を見てもらいました。私の場合、自己採点でも他者採点でも筆記試験が通るかどうかの薄氷の結果でした。

試験日当日に選択科目II、選択科目IIIの論文をすべてメモ帳に打ち込んでいました。
試験が終わったのが夕方だったので、その日に終わるとは思えず、翌日休暇をあらかじめ申請して深夜までやっていました。私の実体験では80~90%ぐらい復元するのがやっとでした。試験時に問題の一部にできるだけ章立てをしたメモを書いておくと思い出しやすいです。

2.2 令和元年度以降の場合はどうする?

 このブログをお読みいただている方で、技術士受験のスクーリング機関に通われている方は、アドバイスがあると思うので、そちらの判断が正しい可能性が高いと考えます。
 もし、私だったらどうするという視点で書きます。
 受験日が平日だと、夜6時に終わりかえっても、夜遅くなり論文の復元は大変だと思います。
限られた時間でどうするかと考えた場合に、論文の復元は以下の方法で進めると考えます。よくいうトレードオフです。これは、今年初めて論文添削をしたときに考えた結論です。

復元の順番:選択科目III →  必須科目I → 選択科目II
理由は、面接で問われるのは技術士にふさわしいかです。具体的には、技術者として業務経歴を積んでいるか?、技術者倫理を持っているか?を問われます。(今でも思い出しますが、面接は緊張しました)
面接で聞く論文は、その視点で考えると、技術士法1条、技術士法2条、技術者倫理要領について受験者の考え方を読み取れる論文だと思います。
・選択科目IIIは、専門分野の問題に対して技術者としてどのように専門分野の科学技術を用いて解決するかを提案することを問われています。
・必須科目Iは、専門分野全般の問題について解決策と実施した場合の技術者倫理を踏まえてどうするかを問われています。
・選択科目IIは優先度を下げましたが、IやIIIでも解決策を書くので、採点をする方ではあれば、IやIIIの内容で専門知識の有無や課題解決能力を推定できると考えています。

実際にどう復元させるか?いうと以下の手順でやります。

復元の手順
1)試験当日
・選択科目IIIはすべて書く。
・必須科目I、選択科目IIも書く。翌日仕事があり体力的に厳しい場合は、章のリストアップ、章の要約と技術的なキーワードを書く。
2)試験翌日
・必須科目Iをすべて書く
3)試験翌々日~1週間以内
・選択科目IIをすべて書く。

2.3 論文復元したら、しばらく何もしなかった。

論文を復元したら、何もする気がおきず1ヶ月休みはぼーっとしていました。技術士受験のスクーリング機関に論文添削依頼を出しても1ヶ月近くかかったのと、論文を添削してもらったらギリギリ合格するかどうかというのもあり、だいぶ落ち込んていたのも一因です。
その後、面接対策の準備は、筆記試験結果判明の1ヶ月前(9月末)からをしていました。

3.まとめ

筆記試験1ヶ月前から数日後にやることを書きました。筆記試験は合格のための第一関門です。私も一発合格したと書いていますが、試行錯誤しながら勉強をして筆記試験に臨んだのが実態です。
試験勉強で悩んでいる方がこのブログをお読みいただき、筆記試験合格の手掛かりになれれば、うれしい限りです。