計算結果の出力

両もちはりのたわみを解析した結果をテキストファイルに出力する手順書を作成しました。
使用ソフト:SalomeMeca2019+Ubuntu18.04(with Virtualbox)

1.計算結果の出力概要

SalomeMecaではMesherにて設定した指定したグループについて、出力が可能です。下図の場合、①、②、③、④のエリアに設定できます。
今回は、両もちばりのたわみを出力させますので、Conb_bにて行います。
出力形式は、テキストファイルでトライしました。

画像1

2.ファイルの出力設定

SalomeMecaのAster上で設定します。ファイル名は、depl_xとします。
設定後解析をかけます。

画像2
画像3
画像4

3.結果の確認

結果を読み込みます。図のように変位が出力されています。
必要な点をExcelなどで読み込み、必要なデータを出力します。
今回は、X方向(はりの長さ方向)とDZ(はりのたわみ)を取り出す。

画像5

4.結果の比較

グラフ化をして、SalomeMecaの計算結果は、材料力学の公式とほぼ一致してます。

結果

5.その他

他には、Pavaview上で各ノードの出力を見る方法もあります。今回のも覚えておくとグラフ化もできるので便利です。
<参考ファイル>
SalomeMecaの出力ファイル(.txt)