Windows11でCAELinux2020Liteを使う

2021年11月にWindows11をリリースされました。最近、 Windows11対応のパソコンを買いましたので、 VirtualBox6.1.30を用いてCAELinux2020の環境設定をし、Windows11でも同様の動作ができていました。

パソコンは、ゲーミングノートパソコンです。スペックを参考として記載します。

  • OS:windows11 home
  • CPU:第11世代iCore7
  • メモリ:16GB
  • SSD:512GB
  • GPU:GeForceRTX3050(VRAM4GB) /CPU内蔵

1.環境構築

1.1 VirtualBoxのインストール

(1)Oracleのホームページから VirtualBox6.1.30をダウンロードします。
 URL:https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
(2)VirtualBoxを画面の指示をしたがってインストールします。
 英語で問い合わせが出てきますが、”Next”、”続ける”で進めてしまいます。

1.2 VirtualBoxへのCAELinux2020Liteのインストール

当サイトの記事と同様の操作で環境を構築します。(リンクはこちら
ディプレイ設定のGraphics Controllerは、バージョンの変更によりVMSVGAが動くかと思いましたがSalomeMecaを使用すると操作中に異常終了が頻発するため、VBoxVGAでしか動作しませんでした。

2.テスト動作

CAELinux内にあるSalomeMeca2019が動作するか確認をしました。
OpenCAE勉強会でトレーニングを受けた丸棒の引張りを解析したデータを使用しました。

(1)CAELinux起動時の画面

(1) Asterの画面

(2)解析後の変形画面
引っ張りにより棒に絞りが発生してるのがわかります。